断熱リフォームには、家を快適にするだけじゃないメリットがたくさんあります。
これからの生活をより良くする気密・断熱などの家の性能。
その効果を知ってくださいね。
断熱ができていない気密性の低い部屋では、温かい空気は天井に近いところに溜まり、隙間風のため部屋の空気はなかなか温まりにくく、足元は温度が低くなります。
しっかりと断熱することで、足元まで暖かい快適な空間になります。
学習などの効率を高める上で、お部屋の温度・湿度は重要な要素です。
効率を高める室温は25°Cと言われています。
断熱性の悪い部屋では、足元が冷えるため過剰に暖房し、部屋の上部が暖かくなりすぎることで、集中力が低下します。
しっかりと断熱された部屋は、全体の室温を一定にできるため、学習や仕事などの作業効率もアップするんです。
私たちは人生の3分の1を睡眠で過ごすといわれています。
日本は外気温が季節によって変わるため、寝室の温度変化も大きくなります。
快適で質の良い睡眠のためにも、お部屋の温度・湿度の管理は大切です。
地球温暖化の影響で暑さは増し、猛暑日となる日も年々増えています。
それに伴い、左の表でも分かる通り、熱中症での死者数も増加の一途。
多い年では1700人にもなり、その6割の1000人以上の方が、家の中で暑さのために亡くなっています。
地球温暖化は、これからまだ進んでいくことを考えれば、家を断熱することは家族の命を守ることなのかもしれません。
ヒートショックは家の中の温度差が原因
ヒートショックで亡くなる方は、交通事故での死亡者数の約6倍。
入浴事故の約8割がヒートショックによって発生していると言われています。
ヒートショックは 寒い時期に 多く発生。
断熱性の低い家では、暖房を使っている部屋とそうでない部屋との 温度差が大きくなるためリスクが高まります。
家の中のヒートショック が一番多いのは入浴時
急激な温度変化が体に負担を掛け、さらに湯船に入ることで急激に血圧が下がり、意識が遠のき、湯船から出て、さらに血圧が下がることがヒートショックの原因とされています。
大腸不良と家が腐ってしまう最大の原因といわれる「結露」
住宅の結露を防ぐポイントは室内の表面温度を下げないことが一番重要。
建物全体の断熱性を高め、家の中に冷えた部分をつくらないことで、カビやダニやアレルゲンの原因となる結露を防ぐことができます。
しっかりとリフォームすることで結露のない家になります。
下のイラストは、断熱性能の低い家と高い家で、エアコン暖房をつけたときの部屋の温度分布を比較したものです。
断熱リフォームすることで、空調効率が格段にアップ!
それによる光熱費の大幅ダウンが可能になります。
断熱住宅の調査では、年間の差額は127,000円!
これからの30年間で3,810,000円という金額に☆
経済的にも快適な暮らしになるということですね♪
家の立地によっては、さまざまな騒音の問題があります。
近隣の道路を走る車の音や、通りを通る人の声、隣の家の音楽。
そして、自分の家の子供や赤ちゃんの泣き声、ピアノの音が騒音になっていないか不安という方もいらっしゃると思います。
断熱リフォームした家は気密性が高く、外の音だけではなく、家の中の音も外に漏れにくくなり、音に対するストレスのない生活が出来ます。
吸音性が高い断熱材を使用し気密性の高い構造である高断熱高気密住宅では、外部からの音を一定レベル以下に抑えることができるんです。外部からの音を防ぐには、外壁などで音を防ぐ「遮音」と、遮音で跳ね返し切れなかった音を壁の内部で吸収する「吸音」を
組み合わせます。
もちろん、外の音を防ぐだけでなく、家の中の音も外に出しません。
家族間のプライバシーも守れて、音に対するストレスのない静かな環境で
心地よい生活ができます。
「一生住める家」
家の寿命はどのくらいかご存知ですか?
日本の戸建て木造住宅の寿命は、世界の住宅に比べると驚くほど短く
国土交通省の発表によると27年から30年とされています。
実はこの数字は、正確にいうと新築されてから取り壊されるまでの築年数の平均。
家は手を入れる、リフォームすることで、寿命を伸ばすことができます。ただここでいうリフォームは、壁のクロスを
張り替えたりする一般的なお化粧リフォームではなく、
家の性能をアップするリフォームで、代表的なものが
「耐震リフォーム」と「断熱リフォーム」です。
断熱リフォームは、断熱材を壁に入れることで建物を強化し家の健康の大敵である
湿気・結露を防ぎ、家の健康寿命を伸ばしてくれます。
長年、人が排出してきたCO2によって地球環境は悪化し、気温の上昇、それによる台風
の大型化や世界の森林火災、氷河の溶解、干ばつ・砂漠化など、様々な問題が起こっていて、
このままでは地球は人の住めない星になるとも言われているんです。
その地球温暖化を回避しようと、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」。
2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なもの。
日本でも「2050年カーボンニュートラル 」の目標を打ち出し、建物の省エネ化、2035年のガソリン車販売禁止など、国を上げて地球温暖化問題に取組んでいます。
私たち奈々ホームもSDGsに賛同し、次世代の子供たちに豊かな地球を残すため、自分たちのできる取り組みとして、「住宅のCO2削減」に積極的に努力しています。
清見建設の人に優しい家づくりはご家族の健康を第一に考え、室内の温熱環境・空気環境の優れた性能に太陽熱や光、通風を考えたパッシブデザインを取り入れ、健康で快適な暮らしができるお家を提供しております。
健康で快適な暮らしを実現するポイントは、気密性能・断熱性能・換気性能。この3つの性能以外にも家の性能はありますが、健康という観点からこの3つの高性能化を基本と考えています。
アレルギーなどの病気や家の中の事故といわれるヒートショックや熱中症など「家が原因」で起きてはいけない。
起こさないためにも家の性能はとても重要なんです。